2019-10-04
ミニマフラーの洗い方
TAVARATのミニマフラーにはこんな洗濯表示がついています。
「手洗いOK」
そう、マフラーなのですが、家庭で洗って頂くことができます。とはいえマフラーを洗うって勇気がいりますよね?私もそうでした。工場さんから「洗えるよー」とお聞きしてから実際に洗うまでに1年くらいの歳月を経たと記憶しています。
そこで、このマフラーの洗い方をご紹介させて頂きます。まず事前情報としまして、この洗い方の対象は同じ素材で作った下記の2アイテムです。
tps-020 |
tps-020ln |
tps-094 |
tps-112 |
※同じ形のカシミヤマフラーTps-025は対応外ですのでご注意くださいませ。 ※洗濯後、風合いに少し変化が出る場合がございます。予めご了承ください
ミニマフラーは気軽に巻けるので、少し肌寒くなりかけの次期とかにも重宝しますし、真冬の時期にダウンジャケットの中に巻いて隙間を埋めたりすることもあります。そうすると室内に入ったら汗をかいてしまったり・・・なんてことも。ですので年に1、2回は洗って、気持ちよく使用して頂けたらと思います。
では早速洗い方の説明へ。
1.ぬるま湯につける
まず洗面器などにぬるま湯を張って、そこにマフラーを漬けます。できるだけ平らな状態で置いてください。汗など人間の身体からでる汚れは基本的に水溶性ですのでぬるま湯であらうだけである程度綺麗になります。
2.気になる方はオシャレ着用洗剤
とはいえ気になる方もいらっしゃるはず。そんな時は水切れのいいオシャレ着用の洗剤を薄めでご使用ください。
3.押さえ込むように洗う
手で上から優しく押さえながら、汚れをそっと押し出すようにしてください。
こういった洗い方はNG
繊維をあまり傷めないように、ゴシゴシあらったり、ギュッと絞ったりはできるだけ避けてください。
4.ぬるま湯ですすぎます
ぬるま湯に何度か通してすすぎます。洗剤をつけていなければ1,2回でOK。オシャレ着用の洗剤を使用していれば、3,4回くらいで大丈夫かなと思います。
5.優しく押さえ込むように脱水
水を流し終えたところでまずは第一段階、しっかりと水を吸っているので軽く押して出てくるぶんくらいの水分を脱水します。決して雑巾を絞るようなやり方はしないでください。
6.タオルの上に置く
5で軽く脱水をしたあと、今度はタオルに水分を吸わせていきます。水分をできるだけ減らして、干したときにできるだけ早く乾くようにします。
7.端っこから巻いていく
端っこの生地を折り返し、そこから巻いていきます。この時あまり圧は加えすぎず。
8.さらに巻いていく
さらに巻いていきます。
9.さらにさらに巻いていく
さらにさらに巻いていきます。
10.ぐるっと巻ききります。
こうしてぐるっと巻いてしまいます。なんて可愛いタオルで巻いているんだという突っこみはお控えください。1回だけでもかなり水分がとれますが、可能ならタオルを変えてもう一回ほど。
11.陰干しします
通気のよい形で陰干します(といいながら写真ではちょっと日が当たっておりますが・・・)。日が当たっても問題ないと思いますが、その場合はあまり長時間にならないよう、乾いたらさっと引き上げてください。干すときはできるだけ力が分散できるように(生地の1か所に負担がかかりすぎないように)、かつ通気性の良いこういった形の物干しで干すと良いかなと思います。
12.サーキュレーターも有効
このようにしてサーキュレーターなどを使うと乾きが早くなります。11よりもさらに広げて干してみました。 洗濯が冬場の想定ですので陰干だと結構時間がかかってしまって、乾きが悪いとマイナス効果になってもいけませんので、やはり日の当たるところでさっと乾かすほうが良いかもしれませんね。もしくは日陰&サーキュレータ。 ※絶対にドライヤーなどは使用しないでください。温風は繊維を痛めたり縮めたりします。
こうして無事洗濯完了です。画像にすると長々と面倒にも感じますが、実際にはさっと洗って水分取って、あとはベランダで干すだけ。実際の作業は5分足らずです。気軽にお試しください。
13.毛玉が気になる場合
洗った後、少し毛玉がワシャワシャする場合があります。私の印象だとTps-020はほとんどなく、Tsp-094はぼちぼち出ます。同じ糸ですがゲージ(太さ)が違います。そのあたり何か関係があるのでしょうか。
14.毛玉取りでお手入れ
ですので気になる場合は最後に毛玉取りでお手入れ。これでまた心地よくご利用いただけます。ぜひご参照ください。
ちなみに今回使用しましたマフラーは Tps-094ミニマフラーですが、サンプルで作ったものなので写真のカラーは非売品となります。
さぁ、いよいよ秋シーズン真っ盛り。朝晩の冷え込みにはぜひこのミニマフラーをご活用くださいませ。