2020-05-18 スタッフvoice
ひび割れてきたベルト、
家でメンテナンスする方法


タバラット店長の山本です。

一枚革のものを除き、ベルトは2枚の革(及び芯材)を張り合わせて作られているものがほとんど。その側面(コバ)は色の違いや張り合わせ面を見えなくし、製品を引き締めるために塗料が塗られています。

本革のベルトは、合皮のベルトよりも長持ちし、使い方によっては5年、10年と使用が可能です。ただ、使用と共に湾曲し、ズボンと擦れたりもしますので、コバの塗料は使用の都度削れたり、割れてきたりします。

そこで、今回は自宅でできる、ベルト側面(コバ)のメンテナンス方法をご紹介します。




写真のように、塗装が削れている状態であれば、補修材を塗って補修が可能です。 ただし、大きく毛羽立っていたり、表裏の剥がれがある場合には、修理屋さんへ依頼する方が良いでしょう。






市販の革用コバ補修材や、amazonや楽天、ヤフーショッピングなどの通販サイトやホームセンターで売っている革靴用のコバ用塗料を使用します。少量を綿棒や、爪楊枝に取り、隙間を埋めるように塗っていきます。





後は、乾かすだけでOKです。(コバ処理剤については、使用上の注意をよく読んでからご使用ください。)

割れ初めにやっていると、まとめてするより楽!やってみると、意外と簡単です。側面の毛羽立ちなどを抑えることで、より長持ちさせることもできますので、ご自宅でのメンテナンスも検討してみてくださいね。




【動画】アドカラーでベルトのコバを補修する方法



▲コバや浅い傷の補修クリーム「アドカラー」



ベルトカテゴリイメージ

▲タバラットの本革ベルト一覧はこちら


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