タバラットでは色々な形や革のベルトをこれまで作ってきましたが、ネットショップということで実際に装着できないこともありまして、基本的にいずれもサイズ調節(短く)が可能な金具を取り付けています。
慣れていらっしゃる方には必要のない話かと思うのですが、ベルトも年々使わないシーンも増えてきまして、普段からまり使用されない方もいらっしゃいますので今日はベルトのカット方法についてお伝えします。
タバラットには2種類の金具タイプがございますので、それに沿って解説します。
■用意いただくもの
・精密機器用マイナスドライバー
・セロハンテープ(またはマスキングテープ)
↑タバラットが扱うベルトの中で、CLICK FIT(クリックフィット)バックルを除いたベルトについている、一般的に普及しているタイプのサイズ調節金具です。
①まずは精密機器用のマイナスドライバーを用意し、金具の穴(形は商品によって異なりますが概ね差し込む位置は同じです。)に差し込み、てこの原理で上に金具を押し上げます。少し浮いたらOkです。
②指で金具を押し上げます。写真は指が左にありますが、実際は①で少し開いた金具を指で上に押し上げて開きます。この際、革に金具が刺さっている状態で引っ掛かりがあるため、少し力を入れながら開いていく必要があります。180度ひらくとベルト本体を抜くことができます。
③切断したい場所が中央になるよう、テープを貼ります。テープが両サイドのステッチのホツれを予防します。
④ハサミで切断します。一度切断するともとには戻せませんので長さの確認を行ってから切断するようにしてください。
⑤金具にベルトを戻します。この際、ずれてしまうと斜めになるのと、そこにトゲの痕がついてしまって調整がしにくくなりますので1回でうまく左右を整えながら戻してください。右手で金具を抑えながら、左手で微調整をする感じです。
⑥完成です。動画でも解説していますので静止画で分かりにくい場合はこちらを参照ください。↓↓
タバラットが扱うなかで、オートロック式のクリックフィットバックルを採用しているものがあります。下記の形がそれです。
こちらはバックルとサイズ調節金具が一体になっていますが、サイズ調節の仕方は一般的な金具と全く同じです。
①精密機器用のマイナスドライバーを写真の部分に差し込み、てこの原理で上に金具を押し上げます。こちらも少し浮く程度でOkです。
②指で金具を押し上げます。一般的なサイズ調節金具よりも固いと感じる方が多いかもしれません。こちらも180度まで開き、ベルトを引き抜いてください。
③切断したい場所が中央になるよう、テープを貼ります。
④ハサミで切断します。オートロック式なので一定の範囲(凹凸の黒い部品が埋め込まれた部分)に入っていればOKですが、装着した時の見え方がご自身のイメージになるよう事前に長さは確認しておいてください。
⑤金具にベルトを戻します。こちらもズレに気を付けて頂きたいです。一定の力が必要になりますので指でしっかりと抑え込んで、装着してください。
⑥完成です。クリックフィットver.の動画はこちらです。↓↓
以上となります。参考になれば幸いです。
TAVARAT店長 ヤマモト |